エンディングノートを書こう!
エンディングノートを書こう!
NPO法人生き生きサポートシルバーエイジの9月の定例会にて、「エンディングノートを書こう!」と題して話しました。
エンディングノートは、将来自分自身に万が一のことがあったときに備えて、自分の希望や伝えたいこと、大切な人へのメッセージ等を記しておくノートです。ただ自分のために書くだけでなく、家族や大切な人とのコミュニケーションツールとしても活用できます。※遺言と異なり、法的効力はありません。
参加された方々に「エンディングノートを持っていて、書ききっている方は?」と挙手をお願いしたら1割程度。これでも多い方だと思います。
終活のおともでもあるエンディングノート。
”終活”は、人生の最期を意識しつつ、これからの人生を自分らしく生きるための準備をし、亡くなった後にも備えること。単に亡くなるための準備をするのではなく、今をよりよく自分らしく生きる活動です。普段からしっかりと備えておけば安心ですよねー。
2016年の平均寿命は、男性は80.98歳、女性は87.14歳。
介護を受けたり、寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間である”健康寿命”は、男性は72.14歳、女性は74.79歳。
単純に引き算をしても、男性は8.84年、女性は12.35年は誰かのお世話になる期間があります。
このような終活が求められる背景の話を真面目に話した後に、実際に少しだけエンディングノートを書いていただきました。
皆様が真面目に取り組んでくださるので、試験監督でもしているような気分になりました(;´∀`)
NPO法人生き生きサポートシルバーエイジのエンディングノートがあるのですが(販売価格1,000円)、それの「わたしのこと」の部分と「わが人生」の部分を書いていただきました。
でも、「わが人生(思い出、出会い、人生観など)」なんて、いきなり聞かれても書くのは難しいですよね。
だから、始まる前に入口でPoints of You®のカードを並べて、好きなカードを1枚とっていただいて、そのカードから連想される思い出を書いていただきました。(実はPoints of You®トレーナーの資格を持ってます。カード自体を久々に使いましたけどね…)
その後は、席が前後の方と3~4人組になっていただき、思い出話を語り合う時間に。グループ内全員が語り終ったら、今度はその話をふまえて質問する時間を取りました。
他の方の話をじっくり聴いて、質問したり、話が広がったり。チャレンジングなことをしましたが、皆様終始和やかでよかった!(ほっ)
こうやって語り合うことで、自分や相手のことを知ることができ、気づきを明確にできます。エンディングノートもただ一人で書いて終わりではなく、自分の大切な人と想いについて語り合ってほしいなと思っています。
エンディングノート、そろそろ手をつけてみませんか?
10月定例会のお知らせ
NPO法人生き生きサポートシルバーエイジの定例会は、会員でない方でもどなたでも予約不要でご参加いただけます。次回は、司法書士の芝田淳さんによる「成年後見」のお話です。
日時:2019年10月20日(日)13時30分~15時40分
会場:鹿児島県教職員互助組合会館(鹿児島市照国町11-35)
※駐車場はございませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。
参加費:500円
◆Instagram(フォローはご自由に)
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◆合原行政書士事務所のページ
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