終活行政書士 合原千尋の絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

オンラインで縁起でもない話(DEMO)

3月11日(水)20時から”オンラインで縁起でもない話”のDEMO PLAY版が開催されました。

オンラインで縁起でもない話

オンラインで開催するのは初めての試み。
今回の話題提供者は、たがしゅうオンラインクリニック医師の田頭秀悟さん。

患者に触れずに診療するのは不適切か?

医療の原点は対面。外来でも、入院でも、在宅でも、手当て、ぬくもり、触れられることでの安心感など、温かみのある医療です。

しかし、「先生にお任せします」「素人だからわかりません」と言い、延々と病院に通い続ける患者さん達と接して、「医者は果たして患者さんの病気を本当になおせているのだろうか?」とたがしゅう先生は考えていました。

なぜ、オンライン診療医になったのか

医師として忙殺される日々。
ある日、先生はご自身が病になられました。

ひょんなきっかけで出会った糖質制限食で命を救われ、学んだことを情報発信し続ける中で”病の本質”に気付き始めます。

病の本質は、もともと自分が持っているシステムの過剰使用/消耗疲弊だから、自分の持っているシステムを適切に使えるように、自分の生き方をととのえる必要がある!「病気は”自分”にしか治せない!」

現在の医療は対症療法(病気の原因を取り除くのではなく、症状に対応して処置をする治療方法。)の連続。

医師に全権をゆだねる受動的医療か、患者の主体性を引き出す主体的医療か。たがしゅう先生は後者を選択し、オンライン診療医になられました。

オンライン診療を取り巻く今の日本の状況

2018年4月から、一部オンライン診療は保険が適用されています。

厚生労働省により、”オンライン診療の適切な実施に関する指針”が策定されました。(→オンライン診療に関するホームページ|厚生労働省)

「原則、初診は対面診療」「初診から6ヶ月連続で毎月通った患者からしかやってはいけない。」「3回に1回は必ず対面診療」「緊急時にだいたい30分以内に来院できる人だけ」など厳しいルールがあります。

この指針は、オンライン診療において、保険診療だけでなく、自由診療でもしっかり守らなければなりません。国は、オンライン診療を”対面診療のサポート”として位置付けています。

ここで問いかけ。
Q「患者に触れずに(対面ではなく)診察を行うことは不適切な診療でしょうか」と。

対話のルール

副住職作成の対話のルールにのっとって、3~5人のグループになってオンラインで語り合いました。(緊張💦)

・対面でしか行えないであろう検査が心配。
・打診は安心感があるが、オンラインでは…。
・医師との日頃の関係性とつながりが重要では。
・他の医療機関との連携があれば安心では。
・鹿児島は離島が多いので、有益。
など、私たちのグループでは語り合いました。

オンライン診療に何ができるのか

診療には、外来、入院、在宅、そして第4の選択肢としての”オンライン診療”。

外来は、患者が出向き、医者が出向かない、受動的な医療。
入院は、患者が出向き、医者が出向かない、受動的な医療。
在宅は、患者が出向かず、医師が出向く、受動的な医療。
オンラインは、患者も医者も出向く、主体的な医療。

オンライン診療は、主体性をサポートする医療であり、対面診療とは別の枠組みと捉えるべし!とたがしゅう先生。

たがしゅう先生のオンライン診療では、食事指導やストレスマネジメント、(西洋薬は極力使用しない)薬の送付などをされているそうです。

オンライン診療の得意分野は、”慢性疾患治療”や”メンタルカウンセリング”。不得意分野は、”急性疾患/救急疾患”、”健康診断”、”診断のための検査”。

症状があるのに病院で検査しても異常なしと言われる人や、自分が希望する治療があるのに主治医が理解を示してくれない人、増えすぎた薬を何とか減らしたい人などがオンライン診療に向いているそうです。

※たがしゅう先生は情報発信にも力をいれていらっしゃるので、オンライン診療やたがしゅう先生にご興味のある方は、「たがしゅう」で検索してみてください。(たっぷり出てきます)

ここで最後の問いかけ。
Q「オンライン診療の問題点を解決するために私達にできることが何かあるでしょうか」
何を問題点と捉えるかで変わりますよね・・・。うーむ。
・得意分野をいかし、不得意分野を克服すべく連携をしっかりする。
・もう少し学ばないと何とも…。

そんな感じで時間切れ。
オンラインで縁起でもない話DEMOPLAY版は終了しました。(次回予告は下に!)

機械音痴の私は

”オンラインで縁起でもない話”は、zoomを使って開催されましたが、何年か前に使ったっきりでzoomの使い方がわからないぞ(汗)

レクチャー

”オンラインで縁起でもない話”が始まる前に、妙行寺の副住職(上の画像ではご住職の名前になってるけどw)が教えてくれました。

・音声が出せない→マイクがミュートになってる。
・自分の顔が出てこない→出せる設定に変える。
・表示される名前を変えたい→自分の顔が表示されているところをクリックして変更できる。
・生活音がダダ漏れ→パソコンのマイクだと音を拾いやすい。しょうがない。
・なんで私のは英語表記なの!?→設定のせい。
・ブラウザから参加するとアンケートが見れない。→アプリをインストールして参加すべし。

副住職、忙しいのに教えてくれてありがとう!機械音痴の私にはハードルが高かったけれども便利だなぁと思ったので、使いこなせるようになりたいです( ;∀;)

次回開催のお知らせ

オンラインで縁起でもない話開催のお知らせです。
日時:2020年3月25日(水)20時~21時
場所:各自好きな場所で
話題提供者:田頭秀悟さん(たがしゅうオンラインクリニック医師)

オンラインで縁起でもない話
ご参加お待ちしております!

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