終活行政書士 合原千尋の絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

エンディングノートの大切な人へのメッセージで手が止まったら

エンディングノートで手が止まりがちなページの1つに「大切な人へのメッセージ」があります。これを読んで下さっているあなたはいかがですか?

私は、好きな人に想いを伝えることよりも、大切な人に想いを伝えることの方が難しいのではないかと思っています。

好きな人に想いを伝えること

それは、自分に振り向かせたい、そんな使役の意味を含んでいます。相手と自分だけの世界、YesかNoの世界。

大切な人に想いを伝えること

相手への信頼だけでなく、自己への信頼がないと難しい。相手の世界と自分の世界、重なる部分はあれど別世界。

大切な人に伝えたいことは、心の奥深くから自然と湧き出たことばで紡ぎたい。借りもののことばは要りません。だから、エンディングノートの「大切な人へのメッセージ」部分は書きづらい。

よき母、よき父、よき娘、よき息子、よき友になりきればスラスラと書けるでしょう。今までの恨み辛みならたくさん書けるのにという人もいるでしょう。

でも、自分で「大切な人」を選びましたよね?大切でないのであれば、余程のどМでない限りメッセージなんて残す必要はありませんよ。

私の想い

大切な人へのメッセージで手が止まるなら。 あなたに何かあったときに、メッセージを見たあなたの大切な人の心がふっと軽くなる素敵なことばを記してほしいです。大切な人をよく観てきたあなただから残せることばを。

大切な人へのメッセージがまとまらないときは

思い出のエピソードやことばを付箋に書いて貼っておきましょう。思い出すたび、思いつくたびに追加して。それを繰り返していくと、伝えたいメッセージの要素が浮かび上がってきます。

「あぁ、そうだ」と自分の肚に落ちたそのときが書きどきです。

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(今年の母の誕生祝いに父母と夫と食べたお刺身)

今まで2年程、エンディングノート講座やワークショップをしてきて思ったことでした。

 

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