何度でも通いたい!名古屋市科学館その2@名古屋市中区栄
名古屋市科学館、続き
名古屋市科学館の見どころは、放電ラボ、極寒ラボ、竜巻ラボだけではありません。
生命館、理工館、天文館があり、それぞれ魅力的な展示があります。 写真を撮った部分だけ振り返ります。
天文館・・・思わず笑ってしまった私は鹿児島の人(苦笑)。
理工館4階:科学原理とのふれあい
理工館の4階には、放電ラボ、数学・情報科学に関する展示、実験のアトリエがあります。
こんな感じ。
直流モーターと誘導モーターがあり、モーターが回転する仕組みがわかります。(フレミングの左手の法則が懐かしい!)
水槽を回転させると、遠心力で水が回転の外側に押しやられ、重力と遠心力のバランスで水面の形が変化します。(放物線を描く)
音の高さによって、パイプの中の小さな発泡スチロールの球が跳ねます。音が空気の振動であり、空気を伝わる波だということが見た目でわかりますね。
夫と私がおそらく一番楽しんだのは”数学”コーナー。
三平方の定理(=直角三角形の斜辺の平方は、他の二辺の平方の和に等しい)が見てわかる展示。
円周率の展示。算数の教科書にこんなの載ってましたよね?
クロソイド曲線(=自動車を一定速度で走らせながら、ハンドルを同じ速度で回していったときの自動車の通り道)、放物線(=ものを空中に投げたときの通り道)、カテナリー曲線(=ひもなどの両端を持って引き上げたときに、ひもが描く曲線)。
クロソイド曲線は高速道路やジェットコースターに、放物線はパラボラアンテナに、カテナリー曲線はアーチ橋などに使われています。
あああ!フィボナッチ数!
(=1,1,2,3,5,8,13,21・・・とはじめに1と1があり、それ以降は前2つの数字を足した数になる)松かさの鱗片や向日葵の花などに見られる数です。
フラクタル(=図形の部分と全体が相似になっているもの)や、充填図形(=一種類または数種類の図形や立体だけで平面や空間を埋め尽くすことができる)も見ていて飽きません。
双曲面ができてるー!
理工館5階:物質・エネルギーのせかい
身のまわりの材料・エネルギーや、原子・分子について紹介してあるフロア。
熱の伝わり方には、”伝導”・”対流”・”放射”がありますが、この展示では固体の熱の伝わり方である”伝導”が分かります。
モノの電気抵抗を測れます。
元素周期表。
国際的には118種類の元素が認められています。学生時代に「水兵リーベ僕の船…」と覚えたけれど、忘却の彼方に(-_-;)
炎色反応。リチウムは深紅色、ナトリウムは黄色、カリウムは淡紫色など、試料をガスバーナーで高温に熱して反応を見ます。
原子の種類によって色が異なるという性質を利用したものが夜空を彩る花火です。
構成する元素の種類や分子の形がまったく同じで、鏡にうつしたように対称な関係にあるけれども同じではないもの。それらを互いに鏡像異性体といいます。
少しの違いでかなり異なる香りになる不思議を体感できました。(l-メントールとd-メントール)
化学反応を利用して作られた合成香料を嗅いで、「あ!アレの香り!」を当てる展示。嗅ぎ過ぎると気分が悪く・・・。
白檀(びゃくだん/サンダルウッド)、沈香(じんこう/あーがるウッド)、麝香(じゃこう/ムスク)など実物の天然香料が展示されていました。
写真右下にある没薬(もつやく/ミルラ)は、殺菌力や保留効果が高いのでミイラづくりに使われていたんですってΣ(・ω・ノ)ノ!
香りは奥深いのですね。私の今年イチのお気に入りは、芳樟です。落ち着く香りなのでおすすめです♪
天文館5階:宇宙のすがた
宇宙の広大さを感じられるフロアで、天文学について学べたり、望遠鏡を覗いたりできます。
時間がありませんでした・・・。
理工館1階:エントランス
館内への出入り口付近にも展示があります。
LE-7エンジン。
純国産のロケットH-Ⅱのメインエンジンで、液体水素と液体酸素を燃料とする高性能なもの。これを改良したエンジンが今の主力ロケットには使われています。
半日だけでは回り切れないほど充実している科学館でした♪
名古屋市科学館
愛知県名古屋市中区栄2-17-1
9:30~17:00 月曜・第3金曜・年末年始休館
名古屋市科学館
プラネタリウムや生命館も見たかったなぁ(*´з`)
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