終活行政書士 合原千尋の絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

指宿での終活の講演の帰りに。

大切なキーホルダー

「今日は夫が亡くなって100日目なの。うちは神道だから今日は大切な日でね。そんな日に、また先生のお話を聞けて良かったわ。」と帰りがけにお声かけ下さった女性。
3日前に指宿市寿大学の閉校式で終活の講演をさせていただいたときにもいらっしゃった方でした。

ご主人のお写真をキーホルダーにして持ち歩かれていらっしゃるそうで「先生、ぜひ見て下さいな」と、肩掛けカバンにつけたキーホルダーを見せて下さいました。

「こうしていればどこでも一緒に行けるから。これはね、数年前に〇〇に行ったときの写真なの。遺影は別の写真なんだけど、この写真が好きでね。」と笑顔で教えて下さいました。お写真の中の男性は穏やかな笑顔で、奥さまとともに素敵なときを育んでいらっしゃったのだなと思い、思わず涙が出そうに・・・。

これは、鹿児島医療生協指宿支部組合員のつどいにて約60名の皆様方に、終活とエンディングノートのお話をさせていただいた帰りのことでした。(話の内容は、エンディングノートのことを追加した程度で、おおむね先日と同じ。)

一人ひとり異なる人生の物語。

どんな物語を紡いでいくかは自分次第。何を大切にし、どう生きていくのか、どうあるのか。それらを見つめ直し、行動する機会になっていたら嬉しいなと思いながら帰路につきました。

父の状態もさらりと書いておく。

合原はここ数日で2回も指宿で終活のお話をさせていただく機会がありました。

実は、父がいつ何があっても(正直に書くと亡くなっても)おかしくない状況で、どちらも参加が危ぶまれましたが、何とか持ちこたえてくれた父に感謝。

ま、終活のお話の中で、父のことはだいぶネタにさせてもらいましたがね(;´∀`)

講演の前日に父の病室を訪れた際に、「お父さん、明日は指宿にお話に行ってくるよ。お話に行った後にまた来るからね。」と言ったら、「おー!温泉よ!知林ヶ島にも行ったがね。同窓会で白水館にも行ったど。」と父がもにょもにょと話してくれました。”指宿”というキーワードで父と会話することができて嬉しかった!

指宿での講演の機会をもたらして下さった皆様にも感謝です。

父は朦朧としている時間が増えてきましたが、まだ会話ができます。5分くらいしか会えない日もありますが、明日も会えるといいなと思いながら父の手を握り「また明日来るね、バイバイ!」と病室をあとにしています。

そんな毎日。

ピクニック気分を味わう。

講演の中で、「今日は夫が運転をしてくれて」とさらりと言っていたら、帰りに「ぜひ眺めのよいところで食べて帰って下さい!」と、夫の分のお弁当まで下さいました。

指宿 終活

せっかくなので、菜の花と知林ヶ島を愛でることができる道の駅いぶすき彩花菜館 でいただくことに。

指宿 終活

ちょっとしたピクニック気分を味わえて幸せ♪(夫と過ごす時間は案外短い)


いろんな方のご厚意にあずかっています。
大変なことも多々ありますが、周りの方々の大きな支えを感じながら何とか元気に過ごせています!頑張ります!!!

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