70歳になる前に考えたい「運転免許証」をどうするか?
うちの母は67歳、父は誕生日がきたら70歳。
70歳になる前に考えたいこと、それは「運転免許証」をどうするか?
鹿児島は車社会なので悩みどころですが、支援制度があるので紹介します。
高齢者運転免許自主返納支援制度
運転免許を返納し、運転経歴証明書を持っている高齢者の方は、下記の乗り物の料金が半額になります。
※降りるときに、運転経歴証明書を見せる必要あり。
半額の特典は大きいですね。ただ、鹿児島交通のバスをよく使ううちの両親にとっては、やさしくないなぁ。
ん、まてよ?70歳以上は「敬老パス」がありますよね?どう違うの?
敬老パス
敬老パスは、鹿児島市内に住んでいる70歳以上の方が対象。下記の乗り物が3分の1の料金で利用できます。
※鹿児島市内での乗り降りのみ有効。
「鹿児島市内で公共の交通機関に乗る」ことだけを考えると、「敬老パス」の方がおすすめですね。
私の父は、54歳でくも膜下脳内出血からの高次脳機能障害となり、精神障害者保健福祉手帳を持っているため「友愛パス」を利用しており、運賃は無料なのでこの制度は関係なし。
母は、原付の免許を持っており、昔は原付で通勤していたそうですが、生まれてこのかた乗っている姿を見たことがありません。
「乗らないけど身分証になって便利だからさー」と言っています。身分証問題・・・実はそれも解決するんよね~。
身分証として使える運転経歴証明書
身分証として便利な運転免許証。だからこそ返納を躊躇する方もいらっしゃると思いますがご安心を。
最寄りの警察署や交通安全センターで、身分証として使える「運転経歴証明書」の交付を受けることができます。(1,000円)
免許証のように顔写真付きで、異なる点は「運転ができない」ことだけ。車に乗らなくなった70歳以上の方は、特典もあるので免許証返納を検討してはいかがでしょうか?
他の地域にお住まいの方もぜひ調べてみて下さい。
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