初心忘るべからず。
3月10日は父の命日でした。
3月10日と11日はいのちや生き方について考えることが普段より長く、正直しんどかったです。
お寺で「初心忘るべからず」のお話を拝聴しました。
「初心忘るべからず」は、能を大成した世阿弥(ぜあみ)が書き残したことばです。
是非初心不可忘(ぜひのしょしんわするべからず)
時々初心不可忘(ときどきのしょしんわするべからず)
老後初心不可忘(ろうごのしょしんわするべからず)
『花鏡』
初めの志を忘れてはならないという意味だけではなく、歳とともに積み重ねてきたもの・経験から学んだことを忘れてはならない、歳を重ねて自分が衰えて失っていっても工夫して乗り越えていかねばならない。
そんな話だったように思います。
人生は未経験の連続です。「この1年、濃すぎじゃない?」と友人に笑われるほどに確かにいろいろありました。
自分の未熟さ、不甲斐なさと向き合い受け入れること。どうしてもあがなえない事実を受け入れること。そうした上で、どうやっていくか考え、動くこと。
ときには受け止めきれずに泣いたり、落ち込んだり。引きこもって心も閉ざしてしまいたい、もう何も考えたくない、感じたくない。そう思い、ただ責任感だけで動いているときもありました。
それでも触れる、周りの人のあたたかさやありがたさ。そのおかげで今があります。
学びが人をつなぎ、対話が新たな価値をうむ。
”学び”も”対話”も簡単なことではありません。簡単なことではないからこそ、ずっとずっと取り組んでいきたいことです。
最期の最期まで周りの人に「ありがとう」を伝え続けた父。
私も周りの人への感謝の気持ちを常にもち、素直に謙虚に、努力していきます。
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