毎年恒例!施設見学バスツアー
NPO法人生き生きサポートシルバーエイジは、会員の中から希望者を募って、高齢者施設見学を毎年実施しています。2018年は「共生を目指して」というテーマで、鹿児島市小松原にある”共生ホームあおぞら”さんを訪問しました。
共生型サービス
地域包括ケアシステムの強化に向けて、高齢者や障がい者、障がい児がともに利用することができる「共生型サービス」は2018年度の介護保険制度改正で新設されました。
これによって65歳になった障害者が、通い慣れた障害福祉事業所から別の介護事業所に移らなければならない問題の解消、限られた人材の有効活用等が期待されています。
共生ホームあおぞら
2018年1月にできた”共生ホームあおぞら”さんは、介護保険法改正以前から、共生を目指した運営をされていらっしゃったそうです。
”あおぞらデイサービスセンター笹貫(定員18名)”と”共同生活援助あおぞら笹貫(定員6名)”、”有料老人ホームあおぞら笹貫(住宅型)(定員36名)”がひとつの建物の中にあります。
有料老人ホームの共用部分(3階)。
有料老人ホームの一室(3階)。
こちらのお部屋は、管理費・光熱費・食費込みで月額115,500円だそう。お部屋の広さ等によって9種類の料金プランがあります。
お手洗いと浴室は共用(こちらは2階の浴室)。
有料老人ホームの一室(1階)。こちらは月額 118,500円。
1階の浴室は2人介助で入れるようになっていました。
デイサービスは利用者さんがいらっしゃったので写真を撮りませんでしたが、上の写真の左手側です。白いドアの奥は、”共同生活援助あおぞら笹貫”。
シェアハウスタイプ。
”共同生活援助あおぞら笹貫”では、日中の就労・就労継続支援などのサービスを利用している障害者に対して、地域生活を営む居住において日常生活上の相談、介護などのサービスを提供しています。
鹿児島市の高齢者福祉バス
今回の施設見学は、鹿児島市の高齢者福祉バスを利用しました。
高齢者福祉バス|鹿児島市
鹿児島中央駅に集合し、”共生ホームあおぞら” さんを見学し、七ツ島サンライフパークで昼食をとり、谷山北公民館の会議室へ移動して”共生ホームあおぞら”さんのお話を伺いました。
今までは、高齢者は介護サービス、障害者は障害福祉サービス、子どもは子育て支援など制度ごとのサービス提供になっていましたが、これからは複合的な課題や分野横断的な対応ができるようになっていくそう。
「役割が固定されない、利用者を限定しない、”あたりまえの生活”を共生型でとりもどし、その人らしさを大切にしていきたい」とお話くださいました。
共生。共に生きていくこと。
お互いに人格や個性を尊重し、支えあい、多様性を認め合い、過ごしやすい社会にしていくには、誰かが頑張ればよいのではなく皆が少しずつ変化する必要があると思います。
共生ホーム あおぞら
鹿児島市小松原1-12-23
鹿児島 あおぞらケアグループ あおぞら介護ステーション
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