アサーティブ・トレーニング~”わたし”を”わたし”の真ん中に~
2020年2月16日(日)、鹿児島県主催のキャリアデザインセミナー2日目は、髙﨑恵さんによる『アサーティブ・トレーニング~”わたし”を”わたし”の真ん中に~』でした。
◆1日目の講演
→しあわせに働ける社会へ。活躍の基盤は安心であり、自立。
※第1日目の模様は、2月22日(土)17時25分からの『サチのかごしまリサーチ|KTS』で放送されるそうです。
人は話すことでお互いの経験を共有することができ、人生を豊かにすることができますが、自分に対しても相手に対しても”思い込み(自分がつくった枠)”があるかもしれません。
そこで、キャリアデザインセミナー2日目では、人権を獲得する運動の中で生まれたコミュニケーションの方法である”アサーティブネス”について学び、練習しました。
アサーティブネスとは、自分がどう感じているのか、何を欲しているのかを的確に認知し、それを相手に率直に伝えるコミュニケーション・スキル。表層的な会話術ではなく、自分の気持ちを大切にし、自分を尊重すると同時に、相手も尊重することのできることです。自分の主張を押し通すことではなく、相手の権利を侵害する事なく、自分の権利を大切にすることでもあります。『エンパワメントと人権』(森田ゆり著)参照
自分と相手のニーズが相反するとき、意見や気持ちが食い違うとき、私たちは受動的か攻撃的かどちらかの態度をとりがちです。特に、ジェンダーの役割社会では、女性は自分の気持ちを押し殺し、簡単に自分のニーズを放棄してしまう受動的な態度をとりがち。
でも、言わなかった気持ちは消えてなくなりません。受動的な態度が習慣になってしまうと、自分の本当の気持ちやニーズが分からなくなってしまいます。
”わたし”を”わたし”の真ん中に。
攻撃的でも受動的でもないアサーティブ・コミュニケーションをするために、自分に3つの質問を投げかけると、出来事やそれに関する内的要因や外的要因が自分自身もわかりやすく、相手にもわかりやすく伝えられるようになるそうです。
①自分に今何が起こっているのか。(俯瞰してみる)
②それについて自分がどう感じているのか。
③どのようなことを具体的に望むのか。
講座を受講できなかった方も、ぜひ取り組んでみてください。
人権と権利の違い、アサーティブである権利、アサーティブである責任、Iメッセージ、アサーティブネスを必要とする場面、アサーティブネスを使うときに気を付けることなどについて学んだ後は実践ワークでした。
子どもたちの自己肯定感が低いことが問題視されていますが、それは子どもたちだけではなく大人も…です。誰が聴いてくれたら悲しみは半分に、嬉しさは倍増します。聴いてくれる他者がいることが私たちの力になります。
今、違いを超えて対話する力が求められています。
我慢するのではなく、変えていくために。アサーティブネスは重要なコミュニケーションスキルだと思います。
アサーティブネスは練習することで身につけることができます。私もこうやって学びの場で学び直しをしながら、日々の生活の中で練習しています。これからも。
で・・・写真撮影もめちゃ頑張った!(自画自賛w)
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