終活行政書士 合原千尋の絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

児童虐待?と思ったら、189に電話して具体的な情報を!(12月3日から無料)

児童虐待通報「189」

児童虐待の通報や相談を24時間受け付けているのが189番です。

189に電話をかけると、最寄りの児童相談所につながります。「あれ?児童虐待かな?」と思ったら189に電話をかけて、”具体的な情報”(〇〇マンションの3階で子どもが泣き叫んでいる等)を伝えて下さい。

今月3日から通話料が無料になったので、より通報や相談がしやすくなりました。(これまでは3分間で固定電話は8.5円、携帯電話は90円)

大切な子どもたちを守るために、ぜひ頭の片隅に189番を入れておいてください。

児童虐待ってどんなこと?

児童虐待は4つに分類されます。

生きづらさを抱える人への支援 妙行寺

①身体的虐待
殴る、ける、叩く、タバコで焼きを入れるなどだけでなく、意図的に病気にさせることも含まれます。

性的虐待
性的行為、性的行為を見せる、触るなど。
一番発見しづらく、精神的ダメージが大きいです。

③ネグレクト
食事を与えない、不潔にする、自動車の中に放置するなど。
鹿児島市ではネグレクトが一番多いそう。寒いのに薄着でいる、給食をすごい勢いで食べるなど発見しやすいものの、親に「虐待をしている」意識がないという難しさがあります。

心理的虐待
無視する、きょうだいによって対応を変える、子どもの前でDVをするなど。
全国的には一番多いとのこと。

「あれ?虐待ではないかな?」と気づくためには、児童虐待について知り、気づいたり、感じとれたりできるようになっていく必要がありますね。

生きづらさを抱える人への支援公開講座

これらの児童虐待に関することは、妙行寺門徒会館(鹿児島市和田1-4-1)で開催された”生きづらさを抱える人への支援”公開講座にて、 鹿児島市子ども福祉課の富永なつ美さんがお話しくださいました。

生きづらさを抱える人への支援 妙行寺

鹿児島市の子ども福祉課では、ひとり親家庭等の支援、児童虐待の対応、子どもの貧困対策等をされていらっしゃいます。

10月に明石こどもセンターを見学したこともあり、鹿児島市が設置予定?の児童相談所についても気になっていたので、拝聴できてよかったです。

福祉に携わる人の育成や確保、お金の問題等悩ましいことは多いですが、未来を担う子どもたちのためによりよい施設になってほしいです。

助けてと言えるために

①自分は助けられるに値する人間である=自己肯定感、②他人や社会に対する最低の信頼がないと、人は助けを求めることができません。

「どうせ私なんて」「相談してもどうしようもないでしょ」と思っていたら、なかなかね・・・。

虐待を受けていたことがあったり、否定されることが多かったり、認めてもらえなかったりした経験があると自己肯定感は低くなるように思います。

相談をする、助けて!と言う。
簡単なようで難しいことです。

私たち一人ひとりが学び、あたたかい眼差しを他人に向けられるようになっていかないとなぁと思いました。

生きづらさを抱える人への支援 妙行寺

最後に、貧困についてもお話しくださいました。鹿児島市はお金がある人も多いが、ない人も多い…格差の大きい地域なんですって!


"我が事、丸ごと"の地域づくり。
私たち一人ひとりができることはあります。

児童虐待かな?と思ったら、189に電話をかけて具体的な情報を伝える」このブログを書いたことで、一人でも多くの方にこれを知っていただけたらうれしいです。

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