この人のしゃべりがすごい!鹿児島の南洲タクシーWさん。
ひと仕事終えて、たまたま乗ったタクシーの運転手Wさんのしゃべりがすごかった。
タクシーの運転手さんの実力
垣間見える雑談力
どんな相手にでも差し支えないお天気の話からスタート。(ここは基本。)
お天気の話から、3月5日に開催される鹿児島マラソンの話題に。鹿児島マラソンに関する当日の地元の新聞は読み込み済みで、そこから転じて鹿児島の経済についての話に。昨年の鹿児島マラソン時の道路の状況も運転手さん目線の話。
鹿児島の情報は頭の中の引き出しに収納されており、すぐ引き出せる能力。この運転手さん、平日はかなり予約で埋まっているらしい。ただものじゃない。
「タクシーの運転手は天職」
鹿児島弁なまりでなく、聞き取りやすい声で、明るい口調の運転手Wさん。運転姿勢もよし。乗車したお客様の顔は1回で覚えられますと。Wさんにめちゃくちゃ興味が湧いてきました。こちらから質問しちゃうぞ(笑)
お話慣れていらっしゃいますね!と言うと、「この仕事は天職です!」と。聞くと、タクシー運転手歴は7~8年とのこと。・・・その前が気になるぞ。
その前は?と尋ねると、ホテル業界に20年程いらっしゃったとのことで、姿勢のよさと醸し出す雰囲気はそこからきたのかと納得。
ホテルのお仕事で「お客様がシロと言えばシロ、クロと言えばクロ」とサービス業の基本をみっちりと叩き込まれ、さらにお客様を覚える能力を磨き上げて、Uターンしてタクシー運転手に。観光ガイドの勉強もされて、今やしゃべりのプロ(違う?)!
タクシーの運転手が天職な理由
- 日本史が好きで、鹿児島はネタが豊富でおもしろい。
- 鹿児島には黒牛をはじめ、美味しいものがたくさんあり、ネタには困らない。
- お客様の顔を1回で覚えられる。
(どこからどこまで乗ったかもバッチリと。) - 話すことが好き。
- タバコを吸わない。お酒を飲まない。
- サービス業の基本が身についている。
このあたりが、Wさん自身がタクシー運転手が天職だ!と胸をはって言える理由ではないかと推測しました。
とどまるところを知らない鹿児島ネタ
普通に乗車しただけなのに、鹿児島のネタをたくさん話して下さいました。
- 桜島はなぜ桜島というのか?
- 磯庭園(仙巌園)のおすすめスポット
- 鹿児島にある明治日本の産業革命遺産
- 鹿児島では電気をいつから使っていたか
- 鹿児島県の畜産について「豚よりも牛!」
- 日本の国旗の由来
- 照国神社の照国の由来
- 知覧観光からの『永遠の0』について
・・・零戦は知覧からは飛んでいない。 - 鹿屋(かのや)基地に西村 晃さんの遺書があること
- 西郷さんがせごどん、なら大久保さんは?
などなど。
私、タクシーに長時間乗っていませんからね(笑)
嫌なお客様にはあいません。
タクシーの運転手になって、嫌なお客様に遭遇したことはないとおっしゃるWさん。
「こちらもお客様選びますからね。道端で手を挙げられても、ん?と思ったら、すぐに予約の札を下げて通り過ぎますよ」と。これぞ生きる力!
ホテル業界で培った人を見る眼をいかんなく発揮!
3日ぶっ通しで鹿児島について語れます。
笑顔で「3日ぶっ通しで鹿児島について語れます」と語ったWさんですが、これは真実でしょう。そして、来年の大河ドラマ「西郷どん!」に向けてさらなる能力アップをはかること間違いなし。
口下手合原、爪の垢を煎じて飲みたい。いや、飲まなくていいから、鹿児島について詳しくなりたい。誰か観光タクシーに一緒に乗りません?(笑)
観光タクシーに乗るとき、一人分余裕があったら私を呼んで下さい!
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