卒塔婆を立てる宗派、立てない宗派があります。
夫の祖父の十七回忌法要中に気になる棒を発見。「小さい頃テレビで見たお墓を舞台にしたコントで出てきたような棒」。
卒塔婆
卒塔婆(そとば)は、供養のための細長い棒。いえ、棒と書きましたが「板」です。
この卒塔婆(そとば)を立てることが故人の冥福になり、ひいては生きている子孫にとっても善を積む行為になります。
ん?
私が卒塔婆(そとば)をコントでしか見たことがないということは、迎え火・送り火のように宗派によって異なるということ?
※参考ブログ
迎え火・送り火をしたことがない、見たことがない理由 - 終活行政書士 合原千尋の絵日記@鹿児島市
調べてみたら、浄土真宗は卒塔婆は用いないとのこと。やはりか・・・。
卒塔婆の形に決まりがある
卒塔婆(そとば)は五重塔をもとにしてつくられた五輪塔を簡単にしたもので、仏教の宇宙観を表しています。
仏教の宇宙観は五大。地、水、火、風、空の5つが宇宙を構成しています。
卒塔婆(そとば)は記憶を頼りにテキトーなイラストにしましたが、5つにわかれてた!やったね私wただ、何と書いてあるのかまでは覚えていませんでした|д゚)
読むお経が違う
教本を手渡され、お坊さんと一緒に読みました。読み仮名がふってありますが、現代仮名遣いではないのが難点。
「くわ」は「か」ですし、「めう」は「みょう」ですし。
お経を唱えることより、このお経の意味が知りたい!といつもの知りたい欲求がむくむくしてきましたが、一生懸命声に出すことが供養になると思い、周りにあわせて読みました。
読経後、お坊さんが「お経の意味はわからなくとも、言葉に出してみることが大切です。ご飯を食べても、この一口が手の栄養になる、この一口が足の栄養になると考えながら食べませんよね。それと同じです。行動が大切なのです。」とおっしゃいました。
「でも、内容が気になる方は本屋さんに解説した本がありますよ。」と。
ん?心の内を読まれたか!(笑)
浄土真宗では木魚もない!?
お経を唱えながら、木魚の彫りが気になり、ポクポクポクポク・・・、ポクポポポク・・・と木魚の音の響きが気になり、また気になることが。
「浄土真宗では木魚使ってたっけ?」
使っていなかったような。これについてはまだ判明していません。
宗教・宗派によって異なることが多い
夫の実家に帰った際にまいるお寺と納骨堂は数か所あり、日蓮宗と浄土真宗です。それぞれ、香の立て方(置き方)や鈴(りん)の鳴らし方が異なります。お寺とのお付き合いの仕方も異なります。
(いつも車で連れていっていただくので、場所を覚えていないのは秘密←近い方と遠い方でインプット)
で、卒塔婆はその後どうするのか?
最初の話題に戻しましょう。卒塔婆(そとば)のその後です。
納骨堂の場合は、納骨堂の入り口にある塔婆立て(傘立てみたいなもの)に立てておけば、しばらくしてからお寺さんがお焚き上げをして下さるそうです。
これは夫の実家の場合ですので、気になることはいつもお世話になっているお寺さんに尋ねてみたらよいですね。
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