ちょっと待て。油断大敵。食欲魔人。
1月15日(火)の出来事
気づけば午後5時40分。
入院中の父の夕食の時間は午後6時から。
車で病院に向かっていたものの帰宅ラッシュと重なり一向に前に進まず焦ります。何とか午後5時57分に車を停め、駐車場から病院まで走り、エレベーターに乗って時刻を確認すると午後5時59分。
エレベーターから降り、廊下を見ると食事の配膳車が父の病室と反対側にありました。いつも父の病室と反対側から配膳が始まるので、父の病室に食事が届くのはまだ。「間に合った~♪」と歩を緩めて、父の病室へ入りました。
そこには、夕食を全てたいらげて「おいしかったよ。」と満面の笑みを浮かべた父。
待てい!
いつも食事の配膳車が来るのを今か今かと廊下で待っているから先に出してもらえたの?それだとしても、食べ終わるには早すぎます。3分くらいで食べたのでは?
最近は2017年に入院したときと違って、スプーンでゆっくりと食べるようになっていたから「無理して食事時の見守りに来なくても大丈夫かな」なんて自分の中では思っていたのですが、それは私の勝手な思い込みだったのか・・・。
安心していたら、ポテチとうどんを食べて、その夜に嘔吐して、退院が先延ばしになりましたしね(-_-;)
また腸閉塞にならないように、腸に負担をかけないようにゆっくりと食べてほしい。今は流動食だけれども三分食まで戻して、本人の希望通り早く実家に帰ってほしい。あくまでこれは私の願い。急いできたのに無駄じゃん。暇じゃないんだよ。これは私の愚痴。
あー。
一瞬で色々考えて、「え?お父さんもう食べ終わったの?来るの遅くなってごめんね。でも、待っててほしかったなぁ。」としか言えませんでした。「今日もおいしかったよ。」と嬉しそうに言う父に、体から力が抜けました(;´Д`)
このやりとりを聞いた看護師さんが、「〇〇さん(父)、もう食べ終わったの?早いですよ。ゆっくり食べて下さいね。」と。そう!そうなのよ!ゆっくり食べてほしかったのよ!
母に電話で報告し、父には「明日からはちょっと早めに来るようにするから。また明日ね。じゃーね。バイバイ。」と言い、力なく帰宅しました。
1月16日の昼食時
前日の反省をもとに、午前11時45分には父の病室に到着。
「もうすぐご飯やっど」とそわそわする父と一緒に、2011年の屋久島旅行のアルバムや弟が父母を連れて行ってくれた長崎旅行や大分旅行のアルバムを見つつ話をしながら待ちました。
食事が届くと、父がお椀を持って重湯をそのまま飲もうとしたので、「お父さん、スプーンを使って食べてほしいな。」と言うと、スプーンでひとすくいずつ食べてくれました。
もしかして、昨日の夕食は、重湯や具の無い味噌汁や飲み物を一気に飲み干し、ムース状のものをかっこんだのでは?
「お父さん、もしかして昨日の夜はスプーンをほとんど使わずに食べた?」と尋ねたら、苦笑い。・・・”当たり”ね(-_-;)
どうしても時間が作れない日以外は毎日、昼食か夕食時に父のところへ行っていますが(私が行かないと母が一人で頑張りすぎる)、それはこれからもしばらくは続けないといけませんな。
1階の救急外来に、おでこに冷えピタを貼ったインフルエンザの患者さんらしき方々が増えてきているので、なるべく病院に行きたくないのだけれども。
そうも言っていられませんので、マスク&手洗い・うがいで予防しながら頑張ります!
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