アンコンシャス・バイヤスに気付く(新しい生き方、働き方のヒントが見つかる~二極化時代の新提言)
鹿児島県男女共同参画センターの「キャリアデザインセミナー」1日目は、『新しい生き方、働き方のヒントが見つかる~二極化時代の新提言』と題して、ジャーナリスト・淑徳大学教授・元『日経WOMAN』編集長の野村浩子さんがお話し下さいました。
昨日のブログの続きです。
PART2:アンコンシャス・バイヤスに気付く
”アンコンシャス・バイヤス=無意識の偏見”については、2018年7月の鹿児島県男女共同参画週間事業の中の講演会でもお話がありました。
自分の無意識の偏見は、IATテスト ホームページでチェックできます。(全世界で1600万人以上が受けているそう。)
WEB調査「リーダーシップの性差とジェンダー・バイアス」(野村浩子、川崎昌)によると、組織リーダーに望まれる特性上位10位のうち、男性に望まれる特性ベスト10とは共通項が多い(半数)けれども、女性に望ましい特性ベスト10との共通項は2項目のみ。
また、男性よりも女性の方が「男性の方がリーダー向き」だと思っていることが、上記調査からわかったとのこと。
今までのあり方を前提としていないか?
「仕事も家庭も」は無理だという「思い込み」はないか?
「こうあるべき」に縛られ過ぎてはいないか?
立ち止まって考える時間は大切ですよとお話し下さいました。
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私たちは環境や経験から無意識に偏見を持っています。それが評価や意思決定にゆがみをもたらします。偏見があるから”いい”、”悪い”のではありません。
自分の中の偏りに気づくことが最初の一歩。
自分が持っている無意識の偏見を意識して行動することが、年齢や性別、障害の有無等にかかわらず誰もが包摂され活躍できる社会をつくっていくことにつながると思います。
一方的に言いのけるのではなく、対話を積み重ねていきたいですね。
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