人生100年時代のキャリア・デザイン(新しい生き方、働き方のヒントが見つかる~二極化時代の新提言)
鹿児島県男女共同参画センターの「キャリアデザインセミナー」1日目は、『新しい生き方、働き方のヒントが見つかる~二極化時代の新提言』と題して、ジャーナリスト・淑徳大学教授・元『日経WOMAN』編集長の野村浩子さんがお話し下さいました。
→PART1:チャンスをつかむ5つのポイント
→PART2:アンコンシャス・バイヤスに気付く
PART3:人生100年時代のキャリア・デザイン
2018年7月に厚生労働省が発表した「簡易生命表」によると、2017年の日本人の平均寿命は、女性87.26歳(世界第2位)、男性81.09歳(世界第3位)。平均寿命は前年と比べると、女性は 0.13歳、男性は0.11歳延びています。
超高齢社会(65歳以上の人口の割合が全人口の21%を超える社会)の中で、より長く働くことが求められ、また、終身雇用時代のキャリア設計が通用しなくなってきています。
人生100年キャリアに求められるものとして、講師の野村浩子さんは3つのこと(シェア、パラレル、シフト)をお話し下さいました。
1.シェア
①「思い」のシェア
・志を同じくする仲間をつくる。
・心の安全基地を、家庭・職場・職場の外でつくる。
②「知」のシェア
・オープンイノベーション
③「ワーク」のシェア
・1つの仕事を二人の人が担えるような仕組みづくり。
2.パラレル
①市場価値を確かめる
・2枚の名刺をもつ。
②複数の強みを持つ
・掛けあわせることで強みになる。
・強みを持つと機会が広がるので、(次に出てくる)シフトを簡単にする。
3.シフト
①偶然の出会いを呼び込む
・布石をうつ。
②社外メンターによるカウンセリング
・人は自分の人生に基づいた助言をする傾向があるので、さまざまなパターンの人に相談できるようにしておく。(性別・年齢問わず)
ダニエル・J・レビンソン氏の『人生の四季』(←検索したけれど、私が生まれた年に出版されていて今は絶版?)より、人生を春夏秋冬に例えるなら、キャリアも春夏秋冬があり、季節の合間には移行期があり、その移行期には"アイデンティティ・クライシス"に陥るとのこと。
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アイデンティティ・クライシス…ね。
最近それに関する本を読んだばかりでした。
講演を聞いた後に「聴いてよかった」で終わることなく、自分の中で咀嚼してどう行動に移すかが大切ですな。
柔軟性と能動性を大切に、勇気をもって動きましょう!
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