終活行政書士 合原千尋の絵日記@鹿児島市

~清く まっすぐ おもしろく~

今年4月に開所した明石こどもセンター(児童相談所)

2019年4月1日に開所した「明石こどもセンター(児童相談所)」を見学させていただきました。こちらでは、身近な子育て相談から支援が必要な子どもの発見、対応、家庭復帰後の地域支援まで一貫したサポートを行っています。

JR大久保駅から徒歩3分程度という立地で、一時保護所、子育て支援センター、こども図書館を併設しています。

明石こどもセンター 児童相談所

2階は子どもたちの一時保護施設(定員30名)があり、今回は1階だけ見学させていただきました。

保護されている子どもたちは、学校現場と連携して保護中も、職員の方が送迎するなどして通い慣れた学校へ通学できるそうです。
 

明石こどもセンター 児童相談所

面接室。
 

明石こどもセンター 児童相談所

箱庭療法などをする部屋。
 

明石こどもセンター 児童相談所

診察室。
 

明石こどもセンター 児童相談所

小さい子のための和室。

職員の方々が働かれるお部屋はワンフロアになっていました。

児童相談所機能(立ち入り調査、臨検、捜索など/児童福祉司指導など専門的援助/療育手帳判定・交付、障がい相談/里親委託、施設入所措置)と市町村機能(家庭児童相談/こどもすこやかネット調整機関/育児支援/里親支援など)がまとまってあるため、相談受付から家庭復帰後の支援まで一貫して実施できます。

そして、職員の数は国の基準よりも多め。
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児童福祉司18人(国基準8人)、児童心理司8人(国基準4人)、保健師4人(国基準1人)、常勤の弁護士2人(国基準は、弁護士の配置又はこれに準ずる措置)、児童指導員8人(国基準6人)、医師、教職員、元警察官、看護師助産師、家庭児童相談員等は29人と合計69人の職員がいらっしゃるとのことでした。

また、すべての子どもたちが、生まれ育った地域で安心して暮らせるよう、全小学校区で里親を配置し、里親を必要とする乳幼児の委託率100%の早期実現を目指してとりくんでいらっしゃいます。(里親については別記事で書きます)

”すべての子どもたちを、まちのみんなで、一人ひとりに寄り添って、本気で応援する。”それを一つ一つ形にしていっている明石市。今年の7月には「西日本こども研修センターあかし」ができ、子ども支援人材の育成も!(来年度には専用施設も建設)


私が住んでいる鹿児島市では、今年の1月、児童相談所の設置に関する検討委員会の皆様がまとめた「鹿児島市児童相談所の設置に関する提言書」が森市長に提出されています。

未来を担う子どもたちを守り、安心して育てられるよう、今後に期待しています。

明石こどもセンター 児童相談所

明石こどもセンター

兵庫県明石市大久保町ゆりのき通1丁目4-7
明石こどもセンター/明石市
 

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